研究計画・研究方法

このプロジェクトでは、教育研究を通じた若手研究者の養成(類型1)と研究成果等の公開(類型3)を進めるために、仏教学・真宗学・神学・自然科学・臨床心理学・社会福祉学・国際文化学が学際的に協力しあい、一人一人の人間性を調熟し、あらゆる生命の絆を再構築するような教育研究を樹立する。


  • 「人間存在の本質と真実の在り方」の教育研究は、学部教育と大学院教育の両面において展開する。仏教生命観・仏教人間観に関わる講義7コマ、公開講座15回、国際シンポジウム4回、パドマ館における研究展示4回等を開催し、学生を縦横にかつ継続的に参加させ、次世代を担う人材を養成する。
  • PD1名とRA5名を採用し、学術成果のデータベース作成、分析と再評価、研究企画、準備政策、実施運営等に携わり、リーダーシップと複眼力、研究構想力のある若手研究者を養成する。
  • 一般地域社会に対しては、REC(龍谷エクステンションセンター)や大学コンソーシアム京都シティカレッジ等を拠点として、プロジェクト関連講義を開設し、広く社会に研究成果を還元する。
  • 研究展示室パドマでは、「ヘブライ大学公認企画展:アインシュタインLOVE」「近世末の自然科学と宇宙観」「ガンダーラ仏像と仏教生命観」「地獄絵と極楽絵にみる仏教人間観」「二河白道物語立体モデル」「王舎城悲劇にみる罪と救済」「宮沢賢治の作品にみる仏教人間観」「南方熊楠にみる人間と自然との共生観」等を展観し、そこにみられる理想の人間像や共生観を見つめる。特に、大学生や一般市民に加えて、小学校・中学校・高校の生徒に広く一般公開し、生命の尊さを実感できる機会を提供したい。
  • 国内の研究協力機関としては、京都大学大学院臨床心理学、四天王寺大学、大谷大学、東洋大学等、海外の研究機関としては、ハーバード大学世界宗教研究所、コロンビア大学地球研究所、オレゴン大学ヒューマニティーセンター、ボストン大学、神学大学院連合(Graduate Theological Union)、米国仏教大学院(The Institute of Buddhist Studies, Berkeley)などと研究協力を進め、仏教・生命・科学・人間・心・仏教社会福祉・共生をキーワードとした国際会議を諸外国の研究者を招聘して実施する。
  • 研究プロジェクトの成果は、当該センターのホームページで随時公開される。デジタルミュージアムをホームページ内に創設し、展示内容が世界の教育機関で教材として活用できるようにする。
  • 年次報告書3冊、研究叢書5冊、パドマ展示図録4冊を計画的に出版し、研究成果を公開する。