UNIT 2(ユニット2 / 第2研究班)

「仏教と心理療法の相互理解-人間性の慚愧と転成」

仏教も心理療法も、人間の苦悩に寄り添いながら、病める人がやがて人格的に成長し、現実世界において生きる力を持つことをめざしている。心理療法からは、深層心理学における人間理解の理論と事例(物語)、仏教思想からは、仏教・浄土教における人間理解の思想(教理・救済観・ビハーラ)と物語(王舎城悲劇・二河白道の物語、釈尊と弟子、法然・親鸞と弟子の対話)をそれぞれ解明し、両者の伝統的、経験的な知見に学びながら、「ディープリスニング」「自己実現過程」「自殺の理解と防止」の意義を解明する。


<研究メンバー>

鍋島直樹 (センター長 / UNIT 2代表 / 龍谷大学法学部教授)

(課題)

アジャセ王物語の意義-悪人の救い
宮沢賢治の物語にみる仏教的生命観
仏教・浄土教の人間観
仏教と生命倫理学-縁起の生命倫理学

(役割)

UNIT 3・4との連携
UNIT 4との連携


田村公江 (龍谷大学社会学部コミニティマネジメント学科教授)

(課題)

倫理学における人間観と共生観

(役割)

共生観の究明 UNIT 4との連携


津島昌寛 (龍谷大学社会学部社会学科准教授)

(課題)

社会病理学からみた自殺とその対策

(役割)

自殺の原因と対策の究明


矢田了章 (龍谷大学文学部真宗学科教授)

(課題)

浄土教における人間観

(役割)

仏教人間観の究明


内藤知康 (龍谷大学文学部真宗学科教授)

(課題)

浄土教における救済観

(役割)

心の救いの究明


若原雄昭 (龍谷大学理工学部数理情報学科教授)

(課題)

インド仏教における人間観

(役割)

インド人間観の究明


藤丸要 (UNIT 2副代表 / 龍谷大学経済学部現代経済学科教授)

(課題)

華厳教学における人間観

(役割)

仏教人間観の究明


楠淳證 (龍谷大学文学部仏教学科教授)

(課題)

唯識仏教における人間観

(役割)

仏教人間観の究明


高島學司 (龍谷大学名誉教授)

(課題)

医療における人間観

(役割)

医療と仏教の関係解明


石塚伸一 (龍谷大学法務研究科(法科大学院)法務専攻教授)

(課題)

生命倫理における人間の尊厳

(役割)

生命倫理の人間観の究明
UNIT4との連携


友久久雄 (龍谷大学文学部哲学科教育学専攻教授)

(課題)

仏教と心理療法の接点

(役割)

仏教と心理療法


<共同研究機関・共同研究メンバー>

Richard Payne
(The Institute of Buddhist Studies (IBS), Graduate Theological Union Dean and Professor)

(課題)

Buddhism and Psychotherapy: East and West

(役割)

仏教と心理療法の東西の特質


Mokusen Miyuki
(California State University at Northridge Emeritus, Religious Studies)

(課題)

ユング心理学と仏教

(役割)

仏教と心理療法にみる人間理解



Steven Shankman
(University of Oregon, Professor ,Director of Oregon Humanities Center )

(課題)

Deep Listening in Auschwitz

(役割)

ユダヤ教における人間理解の解明


Mark Ty Unno
(UNIT 2副代表 / 国際研究統括リーダー / University of Oregon Associate Professor, East Asian Religions)

(課題)

Buddhism and Psychotherapy: Across Cultures

(役割)

仏教と心理療法にみる人間理解


Venna Rani Howard
(Lane Community College and University of Oregon, Instructor of Indian Religions)

(課題)

Listening to the Truth of Suffering

(役割)

インド思想における人間理解の解明


Jan Chozen Bays
(Great Vow Monastery, Abbot, Pediatrian Specializing in Child Abuse)

(課題)

Deep Listening: Hidden Language

(役割)

禅と心理療法の接点の解明


岡田康伸(京都文教大学大学院臨床心理学研究科教授)

(課題)

仏教と心理療法-深い傾聴の意義

(役割)

心理療法における宗教性の解明


倉光修 (東京大学大学院教育学研究科教授)

(課題)

超越的存在からのメッセージと個人的当為

(役割)

心理療法における宗教性の解明


石原宏 (佛教大学教育学部臨床心理学科講師)

(課題)

心理療法における死と生と宗教性

(役割)

心理療法における宗教性の解明


管生聖子 (大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程)

(課題)

中絶が女性に与える影響

(役割)

心理療法と仏教の接点の解明