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研究体制

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ユニット3 : インドから日本に流れる死生観・救済観の再評価

 インドから日本文化に流れる仏教、浄土教、儒教、老荘思想の伝統的な死生観と苦の超越の道筋を再評価し、その現代的意義を探究する。仏教と儒教と道教は、それぞれの独自性を保ちつつ、相互に認め合い、倫理の普遍性と寛容性をアジアだけでなく世界に示している思想である。儒教、老荘思想、仏教、浄土教の伝統的な死生観の意義について研究し、仏教の死生観を日本社会の一つの羅針盤として復興する。
儒教(Rujiao: Confucianism)や道教(Dàojiào: Taoism,or Daoism)では、「死生」の語が多く用いられ、家族への情愛、国王への忠誠心、地域社会の維持、自然との共生を生みだしている。仏教における「生死(しょうじ) "Birth-and-death"」は、「生死輪廻」と表現され、衆生が無明によって果てしなく迷いを繰り返すことを意味する。浄土教では「生死罪悪」とも捉える。生死の連続は苦であり、その迷いの輪を出離するところに涅槃がある。また、生きとし生けるものは生まれ変わり死に変わりしながら迷いを繰り返す父母兄弟であるという見方も生まれた。そこより仏教生死観が、怨敵や味方という分け隔てを捨てて、怨親平等の心を開き、あらゆるものへの慈愛を育んでいたことにも注目する。
大乗仏教・浄土教における生死観は、"Nirvana is not a transcendent state apart from birth-and-death, but the very foundation of all existence, so that to attain enlightenment is return to the world of birth-and-death." (The Collected Works of Shinran, Vol. 2, 1997) とされ、「生死」が涅槃自体と結びついていることに欧米が注目している。生死即涅槃を説く大乗仏教、阿弥陀仏と往生浄土の救済、往相還相を示す浄土教の意義を再評価する。このように生死の苦悩とその出離の構造、苦の現実と宗教的救済を、仏教・儒教・道教、浄土教の生死観と救済観を通して解明する。

ユニットリーダー 
林 智康
龍谷大学
文学部・教授

親鸞思想における救済観

小南 一郎 龍谷大学
文学部・教授
中国古代の霊魂観念―その形成と変遷
都築 晶子 龍谷大学
文学部・教授
道教の死生観
大田 利生 龍谷大学
名誉教授
無量寿経にみる生死の現実と超克
内藤 知康 龍谷大学
文学部・教授
阿弥陀仏と往生浄土の宗教的意義
川添 泰信

龍谷大学

文学部・教授

浄土教の師弟像にみる生死観
龍溪 章雄 龍谷大学
文学部・教授
近代仏教教学にみる死生観と浄土観
井上 善幸 龍谷大学
法学部・准教授
親鸞と明恵にみる生死観・救済観
高田 文英

龍谷大学

文学部・専任講師

日本浄土教における地獄・極楽観
藤丸 要 龍谷大学
経済学部・教授
華厳教学における生死観と涅槃
殿内 恒 龍谷大学
社会学部・教授
中国浄土教における生死観・救済観
John Berthrong Boston University, School of Theology, Associate Professor of Comparative Theology 儒教における死生観
Views of Life and Death in Confucian Thought
Richard K. Payne The Institute of Buddhist Studies, Dean,Graduate Theological Union アメリカにおける仏教死生観の魅力