17. 三劫三千仏

三劫三千仏

軸物 一幅
南北朝時代頃摺
龍谷大学 学術情報センター 蔵


十二月十九日より三日間、三劫三千諸仏名経によって、三世の三千の仏の名前を唱えて、罪の消滅を祈る法会を仏名会といい、宮中でも室町時代まで恒例の行事として清涼殿で行われていた。過去の荘厳劫に一千仏、現在の賢劫に一千仏、未来の星宿劫に一千仏、合せて三千仏の出世ありといわれている。
紙面縦134㎝、横64㎝、幅面縦228㎝、横80.6㎝。縦74列、横42列の座像、計3千体。仏像一体の大きさは、縦1.6㎝、横1.3㎝で、わが国最小の仏教版画といえる。又、中央下に小座像36体分の大きさの筆彩入仏像があり、その一体の紙面は縦10.5㎝、横9㎝である。各像は通肩の法衣を着け、蓮台上に座す如来形の姿が、三劫三千仏形式を示している。
掛軸裏側に下の記載並びに蔵書印がある。


三千佛 佛名曾本尊
寶玲文庫 南山
(朱印)



第7期研究展示
「死を超えた願い-黄金の言葉-
-見ずや君 明日は散りなむ花だにも 命の限り ひと時を咲く-」


【展示品】



【研究論文】



【黄金の言葉-先人の心に学ぶ】